平素よりお世話になっております。大阪・兵庫密着 高圧受電設備専門のキュービクルDr.です。
本日は「高圧電気工事の法規制と安全ルール|守るべき基準と専門資格の役割」についてお話させていただきます。
1. 高圧受電設備に厳格なルールが必要な理由
高圧受電設備で扱う電圧(一般的に6,600V)は、家庭用電圧とは比較にならないほど巨大なエネルギーです。万が一、設計や施工、メンテナンスに不備があれば、火災、感電、爆発、さらには地域一帯を停電させる「波及事故」など、甚大な被害を招く恐れがあります。
そのため、高圧電気工事には設計から運用に至るまで、法律による厳しい制限と安全ルールが設けられています。
2. 工事・運用に関わる主要な2大法律
高圧電気工事を語る上で欠かせないのが、以下の2つの法律です。これらを遵守することは、作業者の命を守るだけでなく、施設の安定運営を支える基盤となります。
① 電気事業法
電気工作物の安全確保を目的とした法律です。設備の技術基準への適合や、「自主保安」(設置者が責任を持って点検・管理すること)を義務付けています。
② 労働安全衛生法
作業中の事故を防ぐための法律です。高圧活線作業や近接作業における安全装置の使用、作業指揮者の選定、絶縁保護具の着用などが細かく定められています。
3. 安全を担保する「保護装置」の設置と試験
法令では、異常発生時に事故の拡大を防ぐため、「保護リレー(継電器)」や「遮断器」の設置を義務付けています。
- 保護リレー: 漏電や過電流を検知する「目」の役割。
- 遮断器: 異常時に電路を切り離す「手」の役割。
これらが確実に作動するかを確認するため、定期的な「リレー試験」や「耐圧試験」が不可欠な点検項目となります。
4. 資格・技士が果たす重要な役割
高圧工事は、誰でも行えるわけではありません。国家資格を持つ専門技術者が介在することで、初めて法的な適合性と安全性が担保されます。
主な有資格者と役割
- 第一種電気工事士: 現場での実作業および監督。
- 電気工事施工管理技士: 工事計画の策定、工程・品質・安全の統括管理。
- 電気主任技術者: 設置後の保安・監督。
技士による具体的な安全対策
現場では、資格者が主導となり、設備選定から保守計画の立案、さらには非常時の安全対策までを網羅します。有資格者が現場にいることは、単なる法令遵守にとどまらず、「設備の長寿命化」や「維持管理コストの最適化」にも大きく寄与します。
安全と事業継続のために
法令違反は罰則の対象となるだけでなく、事故が起きた際の損害賠償や社会的信用の失墜など、経営に致命的なダメージを与えます。
最新の法規制や技術基準を熟知した専門会社と連携し、徹底した運用管理を行うことが、安全・安心な施設運営を実現するための唯一の道です。
キュービクルDr.は、法人向け高圧工事・受変電設備専門の電気工事会社です。
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